包茎手術をどこで受けるかと言うのは、悩みの一つです。
病気でないことからいろいろな施設で実施されています。
あまりに多くの施設があって選択肢が増えるので、余計に悩んでしまいます。
正しい判断をするためには、包茎手術が受けられる施設を把握して、その違いについてしっかりと理解することです。
違いが分かれば、自分が何を望んでいるかで包茎手術を受ける施設を正しく選ぶことが可能です。
また何を望んでいるかも重要な判断の基準となるので、施設を選ぶ段階で決めておいた方が良いでしょう。
少なくても、料金だけで施設を決めることはやめましょう。

包茎手術が受けられる施設

包茎手術は男性器の治療になります。
そのため形成外科や泌尿器科、美容外科などの診療を行うことができる施設が対象となります。
形成外科は皮膚などの切除や縫合を行うことが基本的な技術となりますので、専門性は十分と言えます。

泌尿器科は、まさに陰茎などをメインとして疾患の対応を行う診療科です。
構造上の知識を十分に有していて、なにか問題があったときに対応することができます。
ただし外科的な部分は対象外となるので、泌尿器科だけでは包茎手術ができるとは言えません。

美容外科は治療というよりは、外観上の仕上がりを重視する診療科で、特に女性が見た目を良くすることを希望して受けるイメージがありますが、実際には性別に制限はなく、男性でも問題なく受けることができます。
皮膚のたるみを除去したり、縫合を丁寧に行うようなことを特徴とするため包茎手術に向いていると言えます。
単科で運用されている施設ではなく、複合的に診療しているところが安心で、泌尿器科と形成外科の両方を見ることができると安心です。
美容外科の場合は、単科でも十分対応できると言えます。
まずは施設が何を専門としているかを確認して、選んでみるのも良いでしょう。

包茎手術に適した診療科とは

包茎手術は治療をメインとして行われるものではありません。
どちらかというと仕上がりを気にすることが重要です。
包茎自体が命につながる病気ではなく、精神的な部分の不安を解消するために行われます。
結果が最も重視されるのは性交のときであり、見た目や違和感の無さ、感度の良さなどが重要です。

包茎は勃起したあとでも亀頭の部分に包皮がかぶっている状態です。
そのため包茎手術を治療としてのみ考えると、余分となる包皮を切除できれば十分です。
縫合についても傷痕が残っても化膿しなければ問題はないと考えられてしまいます。
保険が適用されるため安価で包茎手術を受けられるメリットはありますが、満足感と言う意味では、低いと言えるでしょう。
場合によっては、勃起時に違和感が残って性交に集中できないことや、勃起するたびに痛みを感じるようなトラブルもあるかもしれません。
それほど包茎手術は仕上がりを気にしなければいけないと言うことです。
この点から考えると、包茎手術に向いているのは美容外科と言えるかもしれません。
真性包茎を治したいと言う基準で考えれば、どちらも一緒と言えますが、目的が快適さや気持ち良さとなると美容外科の方が有利と言えます。

美容外科で受ける包茎手術

美容外科と言うと女性専門と考える人が多いですが、実際には男性の患者も増えています。
美容という言葉自体が、美しいと言う意味だけを考えてしまうと、美の追究が目的のように感じてしまいます。
実際には容姿の美しさ、見た目の良さを追求した診療科であることを理解しなければいけません。

包茎手術が仕上がりによって満足度が変わってくるものであれば、それを追求している診療科である美容外科が有利であることが事実です。
いかに傷跡を残さないように縫合するか、時間が経ってもたるんだり見た目が変わらないようにできるかなどを追求しています。
それが包茎手術の良し悪しに影響する要因です。

美容外科では、仕上がりのためにいろいろな方法や材料を追求します。
縫合に使われる針や糸も素材によって結果が変わります。
特に時間が経過してからの変化に影響する場合があり、快適な状態を長く維持したいと思ったら、こだわった方が良いでしょう。
医療に求められる安全はもちろんのこと、そこに仕上がりのきれいさが追加される美容外科は、包茎手術に最適と言えます。
その分が価格に反映されるかもしれませんが、それなりの理由があることが分かれば納得できるでしょう。

まとめ

包茎手術が受けられる施設は、いろいろあります。
webで調べるだけでも多くの検索結果を見ることができます。
その中から最適なところを選ぶのは大変です。
最後は選び疲れてどこでも良くなってしまうでしょう。
だからこそ選ぶ基準をしっかりとしておくことが重要です。
快適な性生活を送り、満足が得られるような仕上がりを考えた方が良いでしょう。
そしてそれを実現できるのは美容外科がおすすめになります。
男性だから行きにくいと思う必要はなく、見た目のきれいさを追求する診療科と思って、気兼ねなく受診してみることがおすすめです。